洋菓子屋さんでクッキーなどの焼き菓子はホントにおいしいですよね。特にクッキーはサクサクで自宅でも出来たらと思いませんか?実はシルパンを使うことでサクサクのクッキーを焼くことができるのです。お店で購入したクッキーの裏を見てみてください。メッシュ状の模様がありませんか?それ、シルパンで焼かれた証拠です。
シルパンとよく名前の似ているシルパット何が違うのか、どういうお菓子に向いているのか、詳しく説明していきます。
シルパン、シルパットって何?
シルパン、シルパットはどちらもグラスファイバーにシリコンコーテイングがされています。
シルパンはメッシュ状になっていて小さな穴が開いています。
逆にシルパットはつるんとした表面になっていて目が詰まっています。
どちらも繰り返し使えるシートなのです。そして、均一に焼いてくれるため、焼き菓子の仕上がりが格段に上がります。
シルパンを使った方がどうしてクッキーがサクサクになるのか。
シルパンは先ほども話したようにメッシュ状になっています。余計な油分が落ちて下熱を均一に通してくれるためクッキーがサクサクでおいしくなるわけ
自宅の天板の大きさに合うものが見つかればいいですが、もし、見つからない場合はシルパン、シルパットのまわりの色のついている部分ならカットしても大丈夫です。中の方をカットしてしまうとほどけてしまうためご注意ください。
では、どう使い分ければいいのでしょう。
シルパン、シルパットの使い分けについて
シルパンはサクサク系のタルトやクッキーに向いています。先ほどもお話ししたようにメッシュ状に穴が開いているため余分な油が落ちサクサクに仕上がります。
ただ、生地の柔らかいものは生地が入り込み、剥がしにくいという面があります。シルパンは型抜きクッキーやタルトなどかための生地を焼く際に大活躍です。
逆にシルパットは目が詰まっているためマカロンやシュークリームなどの柔らかい生地に向いています。さらに飴細工やチョコレート細工、パンのこね台にも使えるという面も持っています。
シルパンはかための生地、シルパットはやわらかい生地に使用すべし
シルパン、シルパットともに繰り返し使えるため、お菓子作りをする際にはかなり重宝します。
シルパンは型抜きクッキーやタルトなどの硬めの生地の時に使用する。どちらかというとサクサクに仕上げたいというときに。
シルパットはマカロンやシュークリームなどの柔らかい生地の時に使用する。
使い分けが必要ですが、使用することで焼き上がりや食感もかなり本格的になります。
