生クリームたて過ぎた場合の対処法~動物性と植物性の違いってなに?

生クリームを購入する際に何種類もあり、さらに値段も様々で、何を選んだらよいか悩んでいませんか?お菓子作りには基本的に動物性の生クリームを使用します。作るものにもよりますが動物性の生クリームを使った方が無難です。さらに動物性の生クリームはたて始めて7分たて以降はすぐにたってしまうため、気づいた時にはカッチカチになることも・・・そんなときの対処法とよくスーパーで見かけるホイップとの違いについてもご紹介します。
1.泡立てすぎた場合の対処法
2.生クリームのパッケージに書いてある数字って何?
3.ホイップ(植物性の使いみち)
4.最後に

1.泡立てすぎた場合の対処法


動物性の生クリームをたて過ぎてカチカチになった場合、あきらめるのはちょっと待って。液体の生クリームを少し足し、ホイッパーで混ぜ合わせてみてください。イメージとしては固いものを液体でのばす感じです。えっ!!!でも、もう生クリーム残ってないよ~って方もいると思います。そんな時は牛乳を少し入れてみてください。ここでのポイントはハンドミキサーではなくホイッパーを使用するということ。ハンドミキサーだと馬力がありすぎて伸ばすどころかさらにカッチカチになるため、生クリームを緩めるときはホイッパーに持ち替えることがポイントです。

2.生クリームのパッケージに書いてある数字って何?

動物性の生クリームには35%や40%、45%などの数字が書いてありますよね。それは乳脂肪分のパーセントを表しています。
35%のものはあっさりとした口当たりで、たてても少し緩いイメージ。こちらでデコレーションケーキも作ることができますが、どちらかというとムースやガナッシュ作りに向いています。
45%以上のものはコクがあり、たてるとすぐに固くなるため、たてすぎ注意です。デコレーションに使うなら40~45%くらいのものを使うと扱いやすいですね。もし、40%前半の生クリームが見つからないという方は45%以上のものと35%のものを混ぜるといいですよ。

3.ホイップ(植物性の使いみち)

ではホイップ(植物性)の使い道について説明します。こちらは、いくら頑張って、たてても6分たてにしかならず、デコレーションには使えません。できたとしても緩いため崩れる原因になってしまします。こちらも35%の生クリーム同様ムースやホイップしないものに向いています。イメージとしては、たてるのではなく、何かに混ぜて使う感じ。こちらもあっさりとした口当たりになっています。

4.最後に

動物性生クリームは300円以上しますが、植物性は100円台で購入できます。乳脂肪分のパーセントによって向き不向きはありますが、用途によって使い分けることが大切です。
ムースなどのたてないものには、35%もしくは植物性ホイップ。コクを出したい、デコレーションするなら40%以上の動物性の生クリーム。
たて過ぎた場合には、生クリームもしくは牛乳を少しずつ入れ、ホイッパーに持ち替えて伸ばしていく。いかがだったでしょうか?生クリームのたて過ぎの対処法を知っていれば、もしもの時にも焦らずに対応できますね。口どけなど好みもあると思うので、いろいろな生クリームを使用して好みのものを探してみてはいかがでしょうか。

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